■人材とアイデア提供
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2007.11.15 |
石巻市08年度予算編成
ゼロ予算事業を展開/
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厳しい財政事情にあえぐ石巻市は、経費をかけないでアイデアで勝負する「ゼロ予算事業」に二〇〇八年度の予算編成から本格的に取り組む。職員一人一人の積極的な創意工夫によって、予算がなくても効果を発揮できる事業の創出を目指す。
「ゼロ予算」事業は、財政難に直面した県が〇五年度に導入した。人件費と管理事務費だけを使い、それ以外の費用を使わずに実施する事業で、規制緩和など制度対応だけでできることや、官民連携による企画実践などの事例がある。
石巻市総務部によると、これまでも最小限の予算で事業化を試みることや、職員に対するアイデア提案制度を実施。市でも予算編成に対するゼロ予算という概念は導入されていた。
柴山耕一部長は「ゼロ予算という言葉を初めて用いるだけで、考え方は既に少しずつ浸透し、成果を挙げているものもある。子どものたくさんいる世帯に対する買い物の割引制度や、職員の出前講座などは立派なゼロ予算事業だ」と話す。
市はこれまで予算をかけて実施してきた事業で、予算ゼロになっても市民、民間企業や団体、地域などの連携によって継続、または新規展開できる事業を「ゼロ予算」と位置付ける。
また「人件費が最大の予算」として、予算がなければ事業できないという固定観念を捨てることを提起。職員自ら知恵と汗を出して実施する事業を求めている。
市財政課はゼロ予算事業の効果として、コスト経費削減や行政サービス向上に結び付くだけでなく、考えることによって職員の政策形成能力を磨くことにつながると期待している。
市は十月下旬に開いた〇八年度予算編成に関する事務説明会で、地方交付税の削減などにより二十六億二千万円の財源不足が生じることを明らかにした。財政調整基金を取り崩しても十二億円程度の歳入不足になるとして、全課に十二億円の歳出削減、一律10パーセントの経費減額を呼び掛けている。 |
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