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■古里の山 バットの森に
2007.11.02
成長願いアオダモなど550本植樹
大川小・中 父母ら作業/
楽天クラッチも参加/
 将来はバットの森に−。プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスの活躍と、豊かな森づくりを目指して一日、石巻市大川地区で県と石巻市が主催する広葉樹の植樹作業があった。地元の小中学生をはじめ、東北楽天球団の関係者らも参加して、バットの材料となるアオダモなどの苗木五百五十本を植えた。バットに活用できるには七十年以上もかかるが、児童たちは「丈夫に育って」と大樹への成長を願った。

 大川小(相沢得郎校長、児童百十六人)と大川中(千葉和彦校長、生徒八十六人)の全児童、生徒のほか、保護者、森林関係者ら合わせて三百人が参加した。

 植樹会場は同市釜谷西宮山の市有林の一部約〇・三ヘクタール。石巻地区森林組合関係者の指導で、高さ約一・五メートルのアオダモを八十本、コナラ、クヌギ、ヤマザクラを計四百七十本植えた。

 傾斜がきついため児童と生徒はペアになり、苗木の根に土をかぶせ踏み固めた後、容器に入れて持ち寄った水をかける作業を協力して行った。

 植樹に先立ち、マスコットキャラクターショーが行われた。同球団のクラッチをはじめ、植樹イベントなどで人気を集める植樹マンや「木の葉」などが登場し、森林の大切さをアピールした。

 県産材を素材にしたバットのプレゼントもあり、大川小の遠藤裕紀君(六年)は「今年は、主将を務める野球スポ少の大川マリンズが優勝しており、植樹で野球の大切な思い出がまた増えた」と笑顔で話した。

 植樹は、二〇〇五年度から「みやぎバットの森」事業を進める県と、「実りの里山創生」事業に取り組む石巻市が連携して初めて実施した。

【広葉樹の苗木を植える参加者=石巻市釜谷西宮山】
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