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■現金収支で7600万円黒字
2007.11.01
石巻市病院事業
運営審 06年度決算を了承/
 石巻市病院運営審議会(会長・舛真一石巻市医師会長)が十月三十日夜、市保健相談センターであり、市は現金収支ベースで黒字になった二〇〇六年度の市病院事業決算を報告、了承を得た。市立三病院とも患者が減少した〇六年度事業決算は二億一千万以上の純損失が出たが、効率的な運用などによって、減価償却費や特別損失を除いた現金収支で約七千六百万円の黒字となった。

 決算報告によると、〇六年度は三病院合わせて入院患者が前年度比9・8パーセント、外来が4・8パーセント減少。診療に伴う収入は市立病院で3・3パーセント増加したものの、三病院では0・2パーセントの微減となった。

 市立病院は重要課題だった小児科診療を再開、常勤医を六人増員するなど診療体制を充実させて収入減の落ち込みを防いだ。しかし、雄勝、牡鹿の両病院は、療養病床削減を柱とする国の大幅な医療制度改革に伴い、病床区分の抜本的見直しの影響で入院患者と診療報酬の減少を避けられなかった。

 〇六年度の病院別経営状況では、市立病院の純損失がやや増えて当年度未処理欠損金は約六十六億四千万円に膨らんだ。営業運転資金の借り入れが約十八億円あり、二十億円超と流動負債の占める割合が依然として高水準。高いほど良好とされる医業収支比率は前年度並みの83・2パーセントにとどまった。

 雄勝、牡鹿の両病院は経営を圧迫する債務が特になく、不良債務比率はともに0パーセント。しかし、医業収支比率は雄勝12・9ポイント、牡鹿1・8ポイント低下した。

 病院事業会計の〇七年度当初予算では、患者の増加を見込んで一日平均で入院二二三・三人、外来五二六・八人とした。現金収支で雄勝、牡鹿の両病院に若干の赤字が出るものの、全体では二千五百万円ほどの黒字を見込んでいる。

 審議会委員の任期満了に伴い、互選で舛会長を再任。副会長には赤坂正桃生郡医師会長を選任した。
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