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■観光サービス科始動 2007.10.31
気仙沼高等技専
5人が入校 専門家目指す/
 気仙沼高等技術専門校(門脇啓校長)が初めて開設した「短期課程観光サービス科」の入校式が三十日、気仙沼市の気仙沼河北ビルであった。二十歳から三十五歳までの五人が三カ月の座学と一カ月の企業(ホテル・旅館など)実習を積み”即戦力”としての活躍を担う。

 入校式では門脇校長が「観光のエキスパートになるという気概を持ち、知識、技能の習得に頑張ってほしい」とあいさつ。気仙沼商工会議所の臼井賢志会頭も激励の言葉を寄せた。

 早速、観光基礎講座がスタートし、初日は講師の菅原昭彦副会頭と千田基嗣気仙沼市観光課課長補佐の話に耳を傾けた。

 東京のスーパーで働いた後、四年前にUターンした気仙沼市茗荷沢の梶原亨さん(三五)は「知識、技能を身に付けてお役に立てるよう頑張りたい」と感想を語っていた。

 観光サービス科は厚生労働省、気仙沼公共職業安定所(ハローワーク気仙沼)などの協力を得ながら商工会議所に委託して実施する。おおむね三十五歳までの求職者を対象にした「委託型デュアルシステム(職業)訓練事業」で、即戦力として活躍できる人材の育成と、雇用の確保を含めた”一石二鳥”効果を図る。

 講師は地元の観光専門家らバラエティーに富んでいるのが特徴。観光基礎講座をはじめ、簿記概論、接客基礎、安全衛生、関係法規の五つの学科と、社会人基礎、IT、企業実習の三つの実技で構成する。

 菅原副会頭は「観光サービス科の実施は全国でも珍しい。成果を収めることができれば今後にもつながる」と強調。「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」(DC)に向け、今後の成果に期待を寄せている。
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