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■心に響いたプロの歌唱力 2007.10.23
松岩中創立60周年記念コンサート
管野さんが母校で11曲
二重唱で在校生や市民魅了/
 気仙沼市松岩中(畠山俊一校長、生徒二百七十七人)の創立六十周年記念コンサートが二十一日、同校体育館で開かれ、同窓生で東京在住のオペラ歌手管野滋樹さんがプロの歌唱力を披露した。管野さんは第三十回卒業生で、母校でのコンサートは十年前の創立五十周年時に続いて二回目。

 管野さんはメゾソプラノの小林明子さんとともに合わせて十一曲を歌った。ビゼー作曲のオペラ「カルメン」から最も有名な「闘牛士の歌」をはじめ、モーツァルト作「フィガロの結婚」より「さらばケルビーノ−アリアフィナーレ」、イタリア民謡の「オ・ソレ・ミーヨ」など、伸びやかなバリトンを響かせた。

 小林さんは山田耕筰の「さくらさくら」、ルッツィ作「アベ・マリア」を歌ったほか、二人でロッシーニの代表的なオペラ「セビリアの理髪師」の挿入歌「あなたが私を裏切らないなら」で、息の合った二重唱を聴かせた。

 伴奏は小林さんと高校の同窓生で、市内でピアノ教室を主宰する吉田智美さんが務めた。

 管野さんは松岩中を卒業後、十五歳で上京。東京音大声楽科を卒業。一九九三年にはベネチア国際声楽コンコルソ特別賞を受けている。現在、ヨーロッパを中心に世界各地でオペラの出演やコンサート活動に取り組んでいる。

 会場は一般にも公開された。生徒、教員、PTA関係者だけでなく、地区住民や市内の音楽ファンも訪れ、世界を魅了している管野さんの歌声に聴き入った。
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