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■慶応義塾志木高が実習 2007.10.12
南三陸は教材の宝庫
自然と人のつながり/
 慶応義塾志木高(埼玉県志木市)の二年生二百七十人が十日から南三陸町などを訪れ、海の仕組みと生態系、自然環境と人間のかかわりなどを学んでいる。同町自然環境活用センターで実験に取り組み、志津川湾ではカキの養殖現場も見学。世界最古の魚竜化石ウタツギョリュウの産出地も訪れた。

 同高は理科の授業の一環として三泊四日の日程で訪れている。南三陸町を軸にした校外学習の実施は四年目になる。

 担当する伊沢智浩教諭(四一)は「山、平地、海があり、自然と人間のつながりを総合的に学べる条件がそろっている」と同町をフィールドに選んだ理由を説明する。

 活用センターの設備、スタッフを生かした海藻の光合成量の測定では、どれぐらいの光で、どのぐらいの酸素を生み出すかを調べた。「海藻が海を守り、水産業、人を支えていることなどを総合的に学び取ってほしい。ここでは、それらが実感として体験できる」(伊沢教諭)という。

 同センターはこれまで、慶応志木高のほかにも山形大、石巻専修大などの臨海実習を受け入れてきた。

 高校生を対象にした公開臨海講座も実施しており、高等教育機関、都市部への情報発信、連携という役割を積極的に担っている。

【海藻の色素分析に取り組む志木高の生徒ら=南三陸町自然環境活用センター】
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