| ■カキむき始まる |
2007.10.06 |
成育順調 大粒プリプリ
一部では出荷見送り
安心、安全面に配慮/
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生食用養殖カキの出荷が、例年より一週間遅れて五日、県内一斉に始まった。大雨で河川から泥水が流れ込んだ影響などでノロウイルスが検出された海域では出荷を取りやめたほか、海水温が高く卵持ちのため生産を見送る処理場もあり、足並みをそろえてのシーズン入りとはならなかった。県漁協では「安心、安全第一の措置。出荷されるカキは全く心配がないので、宮城のおいしい生ガキを味わってもらいたい」と話している。
南三陸町戸倉にある津の宮カキ共同処理場では朝早くから、沖合の養殖用いかだで育てられたカキが次々と運ばれていた。
むき身にするのは、あらかじめ滅菌しておいたカキで、殻から取り出すむき身作業に精を出していた。T字形の専用ナイフを手際よく使い、テンポ良く身を取り出していた。むき身は洗浄した後、十キロ入りの出荷用たるに手際良く詰めていた。
県漁協志津川支所では「適度な海の荒れもあり、成育は順調。今の時期としては大ぶりだ」としている。
一方、卵持ちで出荷を見送った同鹿折出張所では「海水温が高く、もう少し様子を見たい」と慎重を期したい考えだ。カキむき作業は遅い地域では来年五月まで続く。
出遅れた地区では、検査結果が陰性になり次第、生産を始める。昨シーズンは低気圧被害があったほか、ノロウイルスの風評被害で生食中心の宮城県産のカキが大きな打撃を受けた。そのため今シーズンは、なお万全の検査体制で臨む。
【例年より1週間遅れで始まったカキの出荷作業=南三陸町戸倉】 |
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