| ■学術連携、人の交流に期待 |
2007.10.27 |
石巻専修大、中国温州大が協定調印
08年度 理解深め計画具体化/
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創立二十周年記念事業の一環で中国・温州市の温州大と国際交流締結をした石巻専修大の坂田隆学長らが二十六日、石巻市役所で記者会見し、二十周年の二〇〇八年度から具体化する両大学の学術連携・人的交流に期待感を示した。温州大は二十の学部から成る公立の総合大学。石巻専修大は経営学部が商学院、理工学部が生命環境科学院と提携することとし、(1)教員の交流(2)学生の交換留学(3)共同研究−を中心に進める。温州大であった協定調印式には、石巻地域高等教育事業団理事長を務める土井喜美夫市長、理事の高橋誠志市議会議長も出席し、大学と共同で記者会見した。
調印式は十月二十三日にあり、坂田学長と温州大の薛偉(シュエ・ウェイ)副学長が、両大学間で文化・教育・科学に関して交流と連携を深めるとした協定書に調印した。石巻市と一九八四年から友好都市交流してきた温州市政府の関係者も式に立ち会った。
会見で、坂田学長は「教員と学生の交流、共同研究を主体に、幅広い交流の促進が期待できる」と述べた。〇八年度には温州大の教員が石巻を訪問。石巻専修大について理解を深めた上で、具体的な交流計画を詰めるという。
共同研究で検討されるテーマとしては、温州市では軽工業が盛んなことから、地域振興と軽工業発達の関係、社会と結び付く実践的ビジネス論などが経営学の分野では考えられる。
また、生命環境科学院は植物系の研究、マクロな視点の地理的な環境科学など、石巻専修大理工学部が手薄な分野を得意としている。相互の得意領域を生かした研究成果が期待できるという。
土井市長は「石巻、温州の両市は〇七年から十年間の友好交流計画を議定書にしている。両大学の連携・交流が活発になり、友好都市のきずながさらに強くなることを期待している」と述べた。
高橋議長は「来年度から始まる大学間の交流に地元としても協力できる部分がある。最大の効果が発揮できるよう、お役に立ちたい」と、支援する姿勢を示した。
石巻専修大が海外の大学と交流協定を締結するのは、モンゴルのウランバートル大、中国の石油大に続いて三例目。理工学部は米国シアトルのワシントン大工学部と学部間協定を結んでいる。一方、温州大は国際協定を広島大、呉大、熊本大とも締結している。
温州大 1956年設立の旧温州師範学院(前身の温州師範学校は33年設立)と84年設立の旧温州大が合併し、2004年9月に発足。学生約25000人、教員1300人。人文、美術芸術デザイン、物理電子情報、機械電子工学など20学部(学院)で構成。国際化を進め、アメリカ、カナダの大学とも協定校を結んでいる。 |
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