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■ふるさと活性、全国表彰 2007.10.24
石巻・北上の追分温泉
市内の事業者で初「地産地消」に評価/
 石巻市北上町女川の追分温泉(横山宗一館主)が、総務省の外郭団体・地域総合整備財団が選定する二〇〇七年度ふるさと企業大賞(総務大臣賞)を受賞することが決まった。地域活性化の拠点としての活動が評価された。

 ふるさと企業大賞は、同財団が支援している「ふるさと融資」を受けた事業者の中で、特に地域経済の活性化や雇用、イメージアップなどに貢献した事業者に贈られる。

 追分温泉は、融資を受けて一九九六年に旅館を増改築。樹齢五百年のカヤを使った浴槽やヨシで作った紙の障子、雄勝石の床材などを設備に取り入れ、食事にも地元産の魚介類や野菜、米などを使っていることが、地産地消のモデル的事業と評価された。

 近隣市町村から頻繁に足を運ぶ利用者も多く、毎月恒例の音楽会などのイベントを館内で開いたり、石巻市出身の女優鈴鹿景子さんによる講談を企画したりと、地域交流の場・地方文化発信の場としても重要な役割を果たしている。

 横山館主は「正直にうれしい。増改築の工事も地域の業者たちと協力した。『地域と一緒に』という姿勢が認められたのかもしれない」と感想を語った。

 ふるさと企業大賞は毎年、全国から十事業者が選ばれる。石巻市の事業者として大賞を受賞したのは、今回が初めて。
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