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■DC視察に石巻売り込む 2007.10.19
知事が案内役、SLの旅を体験
サン・ファン館や萬画館/
 来秋の大型観光宣伝「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン(DC)」に向け、県内を訪れている旅行代理店やJR各社の関係者が十八日、石巻地方の観光施設などを視察した。石巻市や各施設は地元の観光スポットを旅行商品に組み込んでもらおうとPRに努めた。試運転中の「SLホエール号」(C11型)にも乗り込み、石巻−女川間のレトロな汽車旅を楽しんだ。

 石巻・登米・気仙沼・平泉を巡るAコースの現地視察には三十人が参加。初めに石巻市のサン・ファン館を見た。土井喜美夫石巻市長、後藤宗徳石巻観光協会長らが出迎え、慶長遣欧使節船サン・ファン号に乗って内部も見学。大航海時代のロマンに思いをはせながら、パークから見下ろす復元帆船の雄姿や牡鹿半島の海岸線などを眺めた。

 同市の石ノ森萬画館では、サイボーグ003のコスチュームに身を包んだアテンダントに説明を受け、館内を回った。石ノ森章太郎さんの漫画ワールドを凝縮した常設展では、仮面ライダーやホテルプラトンのアトラクションに見入った。

 正面の「萬画からくり時計」が時報を告げた時に、湊幼稚園の園児がちょうど遠足でやってきた。視察参加者は石ノ森キャラクターがほほ笑ましく動く仕掛けに、園児と一緒に歓声を上げた。

 松島を中心に視察するCコースの参加者は、JR石巻線の小牛田−女川間を試運転した蒸気機関車(SL)に、石巻駅から体験試乗した。駆けつけた村井嘉浩知事と土井市長も案内役として同乗。石巻線では三十三年ぶりというSLとあって、ホームに姿を現すと瞬く間に記念撮影する人に取り囲まれていた。

 JR東日本がDCプレイベントとして企画した「SLホエール号」は二十、二十一の両日、小牛田−女川間を一日一往復する。全席指定で二日間とも指定席は完売した。

 県内観光地の現地視察は十九日まで。DC推進協議会が仙台市で十七日開いた全国宣伝販売促進会議の一環で実施している。

【試運転中のSLが姿を現すと、ホームは記念撮影する人でいっぱいに=JR石巻駅】
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