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■昭和初期の建物、どう生かす 2007.09.30
風待ち研究会が高校生の知恵拝借
気仙沼でトークセッション
観光施設、図書館、思い思いに提案/
 地元の高校生に、気仙沼市内に残る昭和初期の建物の活用策を考えてもらおうと、文化財についてのトークセッション「高校生と文化財を語る」が二十八日、登録有形文化財である気仙沼市魚町の武山米穀店で開かれた。古い建物の保存活動をしている「風待ち研究会」(真山美知代代表)の主催。

 気仙沼、気仙沼女子、気仙沼向洋、本吉響の四高から二十二人が参加。真山代表が、同店や男山本店、角星など魚町周辺に残る店舗の写真を紹介しながら「建物は地域の歴史を伝える参考書。文化財を生かしながら保存していくことが必要だ」と説明した。

 高校生からは「有形文化財だと知らなかった」との意見が出たものの、今後の活用策として「魚をさばく様子を観光客に見せてはどうか」「読まなくなった本を集めて図書館にしてはどうか」などと提案していた。

 意見交換の後、高校生は持参したカメラで周辺の町並みを撮影。歴史ある商店街を思い思いに切り取っていた。

 古い建物の活用策検討は、文化庁が委嘱する文化財活用事業の一環。今後、風待ち研究会が主体となって気仙沼に残る文化財の有効利用方法を考えていく。高校生が撮影した町並み写真は、市魚町の角星二階で展示する予定。
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