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■味も満点フルコース 2007.09.29
気仙沼小6年生
山海の幸で調理
三国シェフ、腕前に感心/
 日本フランス料理技術組合(代表・三国清三オテル・ドゥ・ミクニオーナーシェフ)が主催する味覚教育活動「KIDS(キッズ)−シェフ」が二十八日、気仙沼小(八木徹校長)で開かれた。六年生七十七人が三国シェフらの指導を受けながらタコ、フカヒレ、サンマ、スルメイカ、リンゴなどをメーンに地元食材を使ったフランス料理のフルコース作りに挑戦。食材が豊富なふるさとの素晴らしさを実感しながらスローフード運動の精神も学んだ。

 児童たちは七班に分かれて調理を開始。後片付けを含め一時間という限られた時間の中で前菜、スープ、魚料理、肉料理、デザートの五品に挑んだ。この日に備えて入念な準備をしてきたとあって、児童たちの腕前もなかなかのもの。見事な包丁さばきを披露し、三国シェフらを喜ばせた。

 完成した料理は全員でナイフとフォークを使いながら味わった。フカヒレをメーンにジャガイモやカボチャなどの野菜を入れた「気仙沼の野菜コーンスープ」を考案した菅原颯(はやて)君は「野菜にフカヒレの味が交じってとてもおいしかった」とにっこり。

 「スルメイカのハンバーグ」が採用された岸釜彩花さんも「当初の予想より大きくできたけど、味は良かった。自分の考えたメニューがフランス料理になるなんて本当にうれしい」と喜んでいた。

 このほか、前菜の「畑と海の仲良し彩りサラダ」(小野寺正法君考案)、魚料理の「サンマハンバーグのホタテサンド・アップルソース付き」(加藤弘成君考案)、デザートの「食べるとニッコニコ気仙沼パイ」(小野寺新菜さん考案)も高い評価を受けた。

 六月から開催に向けて尽力してきた同小の大内哲夫教諭は「調理時間で協力する姿から、料理の出来栄えまで満点。立派だった」と児童たちをたたえた。

 「KIDS−シェフ」は、子どもたちに本当においしいものを食体験させ、味覚の発達を促しながら食への関心を深めてもらうのが狙い。食文化、風土に誇りを持たせる意味もあり、スローフード運動の精神にもつながっている。

 伊藤忠グループの業務用冷凍食品メーカーでもあるヤヨイ食品(本社東京都港区・奥脇裕社長)の協力を得て二〇〇〇年十一月にスタートした。気仙沼・本吉地方では二〇〇三年七月の階上小以来二度目。

【フランス料理は見た目も大事とあって、盛り付けにも真剣に取り組む児童たち】
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