| ■「目黒のさんま祭」都民行列 |
2007.09.18 |
気仙沼の味に舌鼓
メンバー120人奮闘
5000匹焼き、笑顔の交流/
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古典落語の名作「目黒のさんま」を縁に始まった気仙沼市と東京都目黒区との交流事業「目黒のさんま祭」が16日、目黒区田道広場公園で開かれた。12回目になるイベントは都民にすっかりおなじみで、今年も焼き上がりを待つ長い行列ができた。実行委員会のメンバー約120人は脂の乗ったサンマを次々と炭火焼きにして提供。食べる側、食べてもらう側の双方に笑顔が広がった。
サンマは気仙沼港に前日水揚げされた五千匹を用意し、実行委のメンバーたちが、特設のしちりん(長さ二十五メートル)でこんがり、香ばしく焼き上げていった。
気温三〇度を超す暑さだったが、ピーク時には二時間待ちになる盛況。焼き上がるまでの間、メンバーはサンマに関する話題で都民とのコミュニケーションに努めた。
焼き上がったサンマは岩井崎の天然塩がうまみを引き立て、大分県臼杵市産のカボス、気仙沼から持ち込んだ地元産大根おろしが味わいを一層深くした。受け取った来場者は、待ちきれない表情で熱々のサンマを口に運んでいた。サンマのすり身汁約二千食(一杯百円)も人気を集めた。
三十代の会社員は「炭火焼きもすり身汁も最高」と感激。小学生の子どもを連れた二十代の主婦は「子どもがこんなにおいしそうに魚を食べたのは初めて」とニコニコ顔で話していた。
会場周辺では、太鼓学舎「ね」が力強い音を聴かせたほか、気仙沼市出身でリアスさんりく気仙沼大使・日本舞踊家花柳寿々菊さん(目黒区在住)が、同市の弟子、花柳菊涛太朗さん、市内の小中学生九人を率いて日本舞踊を披露。塩作り、ホタテ貝アート体験などもあり、東京の子どもたちとの交流を深めた。
さんま祭は第三十一回目黒区民まつり(目黒のSUNまつり)の一環。気仙沼のサンマが振る舞われるようになって、二日間で一万人程度だった人出が、一日で三万人以上となった。 |
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