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■県境超えた観光連携を 2007.09.16
南三陸
食や交通、サービス…DC見据えて激論/
 南三陸町と同町ブランド塾、県観光連盟は十五日、同町総合体育館で「これでいいのか東北観光〜観光新時代に向けて」をテーマにシンポジウムを開いた。来年十月の大型観光宣伝、仙台宮城デスティネーションキャンペーン(DC)に向け、地域、県、そして東北の課題を考えた。

 清水慎一JTB常務をコーディネーターに、国交省海事局の大野裕夫次長、同省都市・地域整備局街路課の神田昌幸企画専門官、東北地域環境研究室(仙台市)代表で同町ブランド塾の志賀秀一塾長、佐藤仁南三陸町長、南三陸ホテル観洋の女将阿部憲子さんらがパネリストを務め、中央、地元の観点から意見を出し合った。

 来場者にもカードを上げさせて、県、南三陸町の良さ、課題を尋ねた。食材、景観が優れている。もっと観光客に来てほしいという会場の声に「行き先を決める要素に、おいしい昼ご飯がある。宿泊者、滞在者を引き込む力になる」(大野次長)、「道路整備で広域観光化が進む。隣接市町が一緒に考えていくことが重要」(神田専門官)などの声が挙がった。

 志賀塾長は「東北は宿泊能力が低い。県境を超えた連携が必要で、東北全体を考え、支えていける宮城でなければならない」と話した。地域についても「問題点に対する仕掛けが必要。横の連携を強めることで、まち全体のレベルアップを図っていきたい」と述べた。

 清水常務も「地域、そして広い範囲をつなぎ、高め合うことが必要。ブランドはブレンドとも言われる」と指摘。パネリストからは「食、交通、生産、サービス、そして他地域との有機的連携を高めてほしい」との提案があった。
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