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■高年パワー、彩り守り10年 2007.09.09
大島・崎浜長命クラブ
竜舞崎で花壇整備
「花いっぱい」最優秀賞/
 気仙沼市・大島南端の竜舞崎を訪れる人たちの心を和まそうと、竜舞崎入り口の花壇を守り続けている高年クラブがある。崎浜長命クラブ(村上敏太郎会長、会員五十七人)で、植栽を始めて十年目の今年、市が主催する花いっぱいコンクールで初の一般の部最優秀賞を受賞した。平均年齢七十七歳という会員たちは作業の省力化に知恵を出し合いながら、観光名所に整備した手作り花壇にますます愛着を深めている。

 崎浜長命クラブは、中山、駒形、三作浜など大島南部地区の高齢者がメンバー。毎年の活動にしている清掃などを通して地域に貢献している。

 竜舞崎の花壇は入り口駐車場の向かいにあり十アールほど。付近の住民が耕作をやめた畑を借り、一九九八年にヒマワリを植えたのが整備の始まり。初年度は市花いっぱいコンクールで審査員特別賞を受けた。植える花はそれから多彩になり、近年はサルビア、ベゴニア、百日草などが鮮やかな花を咲かせている。

 会長の村上さん(八四)は「初期のころはそれほど強い意気込みがあったわけでもないが、三本木(大崎市)のヒマワリなど先進地を視察したりするうちに、みんなが花壇作りに興味を持つようになった」と話す。日陰になりやすい個所にアジサイを植えたり、古い電柱をもらい受けて花壇の枠にしたりと、少しずつ工夫を重ねた。

 花壇と花壇のすき間に松葉を敷き詰め、雨の日もぬかるまずに歩けるようにしたのも工夫の一つ。これで雑草取りの作業が、体力的にかなり楽になったという。そうした意欲と努力が実を結び、二〇〇五年度、〇六年度のコンクールでは努力賞、本年度は最優秀賞を受けた。

 「竜舞崎に来た人に心を癒やしてもらえることが一番の喜び」と語る村上さん。「会員がだいぶ高齢になったので、いつまで続けられるか分からないが、新しい仲間を募りながら、国立公園を飾る花壇を長く守っていければ」と願っている。
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