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■大島・小中で連携授業 2007.09.05
なるほど!数学理解
小学校教諭中1に指導算数用い効果/
 気仙沼市大島中(狩野幹夫校長、生徒九十六人)で八月三十日、大島小、中の教諭が二人一組で中学一年生に数学を教える小中連携授業が行われた。両校は二〇〇五年度から三年間、県教委、市教委の「地域の教育力向上支援事業」の研究指定を受け、中学校教諭が小学校に赴いて小学生を教える授業などを行ってきたが、小学校教諭が中学生を教えるのは今回が初めて。

 この日は、大島小の熊谷嘉文教諭(四六)が中学校の長沼浩司教諭(二三)とペアで一年生三十一人の数学「一次式の計算」を指導。両校の校長や教職員ら十人が参観した。

 授業は辺の長さが異なる六つの長方形を二つ組み合わせて面積を求めるなどして、「X」を使った一次式の計算を理解させる内容。長沼教諭中心で進めたが、生徒が大島小五年の時に算数を教えていた熊谷教諭が「小学校で習った”箱ます計算”と同じ。難しく考えなくても良い」と助言し、長方形の面積を求める場面では、小学校で習った図形面積を求める公式を大きな紙で示し、確認させる場面もあった。

 小野寺優斗君(一三)が「小学校で教わった当時のことが思い浮かび、分かりやすい授業だった」と話すなど、数学の理解に必要な算数を思い起こさせる上で大きな効果があったようだ。

 熊谷教諭は「小学校とは授業とは雰囲気が違い緊張したが、生徒たちが質問に積極的に手を挙げてくれ、楽しかった」と語り、長沼教諭は「どの場面で小学校の先生に説明してもらうか迷うこともあったが、ベテランの熊谷先生に助けていただいた」と感謝していた。

 連携授業は今後も継続していく。また、交流事業でも今年五月に実施した三十年ぶりの小中合同運動会に続き、十九日は大島中の野外炊さんに大島小の五、六年生が参加する。十一月六日は小中連携の三年間の活動成果を披露する公開研究会が両校を会場に開かれる。
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