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■炭火焼きの風景を名物に 2007.09.04
サンマ、気仙沼ホルモン
気仙沼商議所専用七輪を購入
観光客や市民に貸し出し/
 気仙沼商工会議所(臼井賢志会頭)は、サンマや気仙沼ホルモンなどを焼く専用の七輪を購入した。市民や観光客に楽しんでもらうのが狙いで、各種イベントをはじめ、個人などにも貸し出す。「屋外で焼く風景を気仙沼の名物にしていきたい」−。臼井会頭らは海岸沿いに七輪を並べて焼く光景を頭に浮かべながら今後の夢を募らせている。

 七輪の購入は、匿名の会員有志から三百万円の寄付があったのがきっかけ。「軒先などで七輪を使ってサンマを焼けば絵になる」。執行部の意見を耳にした有志が「購入資金に充ててほしい」と善意を寄せた。

 七輪は注文生産による石川県珠洲(すず)市の「天然珪藻土岩切出長角七輪」。ワインレッドの長方形で、熱効率が良く食材をおいしく焼くことができるのが特徴。百個購入し、八十個はサンマ、二十個は気仙沼ホルモンなどの焼き肉用にする。商工会議所で管理し、今後貸し出し方法などを含め詳細を煮詰める。

 同会議所屋上で三日あった七輪の”お披露目”では、会議所職員や青年部(上田克郎会長)のメンバーがサンマを炭火焼きにして関係者に振る舞った。

 焼き方を担当した職員は「従来の焼き台に比べて、炭がおよそ三分の一で済むし煙が少ない。焼き上がる時間も短い」とエコロジー効果も発揮する性能ぶりに太鼓判を押していた。

 関係者によると、気仙沼市内では軒先で七輪を使い、サンマなどを焼く光景は一九六〇年代ごろまで見られたという。レトロ気分を味わいながら気仙沼の文化、歴史にも触れられる道具として、市民や観光客の人気に期待している。

 斉藤徹市観光協会長は「この七輪を利用して何か全市的なイベントをやりたい」と話し、来年十月からの「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」(DC)を控え意欲を見せている。臼井会頭は「イベントなどに使用し、大いにもり立ててもらえばと思う」と、港町ならではのアイデアに期待を寄せている。

 七輪は九日のけせんぬまサンマまつりと、十六日の第十二回目黒のさんま祭で数台ずつ使用する予定。
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