| ■オラレ議案、本会議も否決 |
2007.09.28 |
石巻市議会
市長説得実らず開設が不可能に/
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石巻市議会の九月定例会は二十七日、本会議で競艇舟券場外発売場「オラレ石巻」の関連条例二議案を採決し、反対十八、賛成十五で常任委員会の決定通り否決した。土井喜美夫市長が中心市街地活性化に結び付けるとして、精力を傾けてきたオラレは開設が不可能になった。一般会計補正予算は、オラレ関係費用を削除した議員提案の修正案を可決。補正予算では、事実上否決された保育士派遣事業の業務委託費などを除外する修正案も提案され、可決した。土井市政は独自性を発揮しようとした二つの施策で、議会から「ノー」と突き付けられたことになる。
オラレ関連議案は、舟券売り場に併設する市民交流プラザの設置条例と、競艇施行者(東京都青梅市)から配分される協力金を積み立てる基金設置条例。審議を付託された総務企画委員会では反対五、賛成三で否決していた。
本会議では、オラレとコミュニティー施設の市街地活性化効果などに期待するとして四人が賛成の立場で討論。市民や議会に対する説明が不足し、ギャンブル施設の必要性が不透明などとして四人が反対討論した後に採決した。
その結果、ニュー石巻(六人)、みらい石巻(五人)、公明会(三人)と無会派一人が賛成したが、グローバル石巻(九人)、新世紀クラブ(四人)、共産党議員団(三人)、無会派二人が反対に回った。
土井市長は常任委で否決された後、「最後まで全力を尽くす」などとして本会議での逆転可決に望みをつないだ。しかし、市議への説得や本会議での議決協力の訴えも実らなかった。
否決された後に記者会見した土井市長は「否決は非常に残念な結果だが、市議会の議決であり、民意として重く受け止める」として、オラレ開設を事実上、断念する意向を示した。
ただ、今後については「(青梅市や日本財団など)相手のあることなので、結果を報告して相談してから判断することになる。今すぐにどうこう言えることではない」と明言を避けた。議会の対応が土井市政に厳しくなっていることに関しては「否決されることも民主主義だから仕方がない。これを教訓にして乗り越えていきたい」と述べた。
九月定例会は提案された議案二十五件のうち、二十二議案を原案通り可決。一議案を修正して可決し、二議案を否決して閉会した。 |
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