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■世界遺産申請条件付きで同意 2007.09.27
東松島市長が知事と協議
国の特別名勝松島/
 国の特別名勝松島を世界遺産登録の「暫定リスト」に盛り込むよう、文化庁に申請する提案に対し東松島市が合意しなかった問題で、阿部秀保市長は二十六日、県庁で村井嘉浩知事と協議、県の松島保存管理計画を改定する策定委員に地域住民らを入れることなどを条件に、提案に同意した。

 合意事項は(1)保存管理計画の改定では策定委員会を立ち上げ、委員に地域住民、市職員を入れる(2)東松島市など二市三町が提出する規制緩和の要望書に県は回答する(3)県は規制緩和について積極的に文化庁に働きかける−の三点。村井知事は「(規制緩和について)譲れるものは譲りたい」と話し、努力する意向を示したという。

 世界遺産登録申請をめぐっては二十五日夜、宮戸小で二度目の住民説明会があり、県教委の佐々木義昭教育長らが理解を求めた。住民からは十九日と同様に長年にわたる規制に対する不満が出たほか、県によって突然明らかになった世界遺産申請にも不信感が示された。「われわれの合意を得ない規制はかけないでほしい」「世界遺産には反対しないが、規制緩和を約束して」との意見もあった。

 佐々木教育長は「生活に不自由な側面があり、申し訳ない」と規制について陳謝。見直しに関しては「皆さんの声を保存管理計画策定に生かしていきたい」と語った。
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