| ■マッコウクジラ悲し |
2007.09.25 |
石巻・北上の漁港に死骸漂着
腐敗進み脂溶け出す
影響懸念焼却処分へ/
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二十三日午後十一時ごろ、石巻市北上町十三浜の小滝漁港で、クジラの死骸(しがい)が漂着しているのを見回りに来た漁業関係者が見つけて石巻海上保安署に届け、同署から石巻市に連絡が入った。突然現れた巨大な”漂着物”が、周辺住民の話題を集めている。
調査に訪れたマリンピア松島水族館(松島町)の担当者によると、漂着したのは雄と見られるマッコウクジラで、体長は約一六メートル。日本近海に生息しているが、県内に漂着するのは数年に一度あるかないかだという。
同市北上総合支所は、二十三日午前七時に対策本部を設置して、関係機関と対応を協議した。腐敗がかなり進んでいるため、海面に浮いている状態のまま解体し、可能な限り現地で焼却。残りは処分場に陸送して処分する方針を決めた。作業開始は二十五日午後以降になる見通し。
クジラからは脂が溶け出しており、アワビなど周辺の漁業資源への影響も懸念されるため、死骸の周囲にオイルフェンスを設置した。県漁協北上町十三浜支所の関係者は「二十年ほど前にも一度、この漁港にクジラが漂着したことがあった」と話していた。
様子を見に来た近くに住む女性は、漂う異臭に顔をしかめながら「クジラの死骸は初めて見た。こんなに大きいとは思わなかった」と驚いていた。
【漂着したマッコウクジラの死骸=小滝漁港】 |
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