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■裁判員制度 理解深めた 2007.09.20
判事招き公開セミナー
辞退の可否に関心/
 石巻青年会議所(相沢健一理事長)は十八日夜、裁判員制度について学ぶ公開セミナーを石巻グランドホテルで開いた。仙台地裁石巻支部の吉田純一郎支部長判事が講演。同会議所の会員や一般市民約六十五人が参加し、新制度について理解を深めた。

 裁判員制度は二〇〇九年五月までに始まり、裁判員は裁判官と一緒に殺人や傷害致死などの重大な刑事事件の裁判に加わる。県内で対象となる裁判が開かれるのは仙台地裁本庁だけだが、裁判員は県内の選挙人名簿から無作為に選出されるため、石巻地方の有権者も選ばれる。

 吉田判事は、裁判員候補者の選定手続きを中心に説明した。年ごとに候補者名簿を作成し、その中から事件ごとに五十−百人が選出される。県内では、対象事件を五十件、一件ごとに五十人の候補を選ぶとすると、年間で約七百六十人に一人が候補者名簿に掲載されるという。

 参加者の関心が高かった辞退の可否については、原則としては辞退できないが、(1)重い病気やけが(2)同居者の介護や養育(3)仕事で著しい損害が生じる−などの理由がある場合は辞退を申し出ることができると説明した。

 同会議所会員の会社経営者らには「制度の意味を理解し、従業員が選ばれた際には、快く送り出してほしい」と協力を求めた。

 裁判所や検察庁は制度の広報活動を展開しており、仙台地裁石巻支部でも団体などへの無料出張説明会を実施している。問い合わせは、同支部(22)0361へ。
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