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■環境リーダー「卒論」堂々と 2007.09.13
廃食油の再活用/温暖化で水揚げ変化…
石巻市が育成7期生21人/
 石巻市の二〇〇七年度環境保全リーダー育成講座がカリキュラムを終え、受講生が独自のテーマでグループ研究した「卒論」の発表会と閉講式が十一日夜、石巻専修大であった。修了証を手にしたのは七期生の二十一人。学んだ成果を堂々と披露した上で、地域や職場でリサイクル、環境保護の担い手として行動することを誓った。〇一年度から始まった環境保全リーダー育成事業は七期生で計百五十五人を社会に送り出した。

 受講生は四月から十三回にわたり、ごみ減量化や新エネルギーなどさまざまな環境テーマで学習。六班に分かれたグループ研究では、それぞれ課題を選定し、自分たちの狙った切り口で地球や地域の環境問題に迫った。

 「廃食用油の再活用」について取り上げたグループは、諸課題を乗り越えて廃油利用のバイオディーゼル燃料(BDF)導入への取り組みを提案。市のリーダーシップを期待した。石巻測候所の百二十年間に及ぶ気象データを綿密に調べ、温暖化と海洋環境の影響、魚市場の水揚げ変化を発表したグループもあった。

 このほか「究極のごみリサイクルを目指して」「合成洗剤による環境汚染を止めよう」「生ごみ減量化の工夫」「ポイ捨て禁止の社会へ」と、積極的な提言が相次いだ。

 受講生を指導した石巻専修大の亀山紘教授は「多岐にわたる研究成果を、短い期間でよくまとめたと思う。ここだけの発表ではもったいないので、広く市民に発表の機会を設けたいほど」と講評を述べた。

 閉講式では、十三単位のうち十単位以上を取得した一人一人に、修了証とリーダーになった証しのバッジを土井喜美夫市長が交付した。

 市は環境基本計画に基づくリーディングプロジェクト「人づくり」の一環で環境保全リーダーの育成講座を開講した。十年計画で三百人のリーダー養成を目指して名簿に登録。環境学習の依頼があった学校や町内会などに派遣したり、環境施策や行事に協力してもらったりしている。

【環境保全リーダー育成講座の「卒論」としてグループ研究の成果を発表し合った=石巻専修大】
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