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■オラレ関連議案を否決 2007.09.12
石巻市議会 総務企画委
市の説明、手続きに不満/
 石巻市が誘致を目指す競艇舟券場外発売場「オラレ石巻」の関連議案を付託された市議会の総務企画委員会(三浦一敏委員長、九人)は十一日、審議した関連議案を反対多数で否決した。本会議で逆転採決を目指す道もあるが、賛否の分岐点になるとみられていた会派の新世紀クラブ(菅野昭雄会長、四人)が反対に回っており、難しい情勢。市はオラレと、併設されるコミュニティー施設「市民交流プラザ」を十二月下旬に同時オープンさせる方針で早期議決を目指したが、大幅な修正を迫られることになる。

 否決したのは、オラレ開設に伴う市民交流プラザの設置条例、市に配分される舟券売り上げの収益を積み立てる基金条例の二議案。二〇〇七年度一般会計補正予算案は、オラレ関連経費を削除した上で可決することを承認した。

 採決では、グローバル石巻の青山久栄、後藤兼位、新世紀クラブの黒沢和雄、無会派の近藤孝、高橋誠志(議長)の五委員が反対した。

 起立で賛成を表明したのは、ニュー石巻の阿部久一、公明会の伊藤啓二、無会派の高橋左文の三委員にとどまった。

 反対の理由は、中心市街地活性化を目的にした基本計画が策定される前に、活性化策の一つにすぎないオラレが先行開設されるのは整合性がないという主張が最も多かった。

 競艇施行者は東京都青梅市であり、石巻市議会には舟券発売場そのものの設置是非を問う議決が法的には必要ない。委員の間では、石巻で初めてのギャンブル施設となるのに、これまで判断の機会を与えられなかったことに対する不満や、手続き上の説明がなかったことへの疑問も噴出した。

 市企画部は、議会全員協議会の感触などで「大多数の賛成を得られたと思っていた」と答弁。説明不足との指摘については「心よりおわび申し上げる」と陳謝した。

 否決を受けて土井喜美夫市長は「非常に残念な思い。活性化の方策としてオラレ誘致を提案した立町商店街や、応援してくれた商工会議所などに申し訳ない」と述べた。しかし、委員会の決定が市議会の総意だとは認めず「本会議の場で理解をいただけるように最後まで努力したい」と説得作業を続ける意思を強調した。
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