| ■サンマ漁獲制限撤廃 |
2007.09.05 |
女川港に大型船水揚げラッシュ
秋漁本番に向け加速/
|
|
|
|
今シーズンのサンマ操業自主規制について、全国さんま棒受け網漁業協同組合(全さんま)は九月から、各船の一航海当たりの漁獲制限措置を撤廃し、船の積載量上限までの漁獲を可能にした。ロシア海域での漁獲規制に端を発した相次ぐ漁獲制限措置は一応落着。有数のサンマ水揚げ基地である女川港では魚市場関係者らが「本格的な秋のシーズンを迎えられる」と喜んでいる。水揚げ後二十四時間休漁する措置は継続される。
漁獲制限措置の撤廃を受けて、全国のサンマ漁船は一日、漁場が近い北海道の漁港に一斉に入港した。女川魚市場には三日から、サンマを満載した大型船の入港が相次いでいる。「やっと秋漁本番という光景が見られるようになった」(女川魚市場)と歓迎している。
サンマ漁の操業は今後、ロシア海域から日本海域へ移行。サンマ漁船は秋のシーズンに向けた「フル稼働」での操業に入った。
今シーズンの全国のサンマ水揚げ(一日現在、速報値)は、数量が三万四百トン(前年同期比38パーセント増)、金額が四十七億千四百万円(18パーセント減)。今シーズンは漁の解禁を一週間ほど早めたため、数量が大幅増となっている。
全さんまは六月、ロシア海域で操業する場合、一航海当たりの漁獲可能量を大型船で一四・五トンと定めたが、本州のサンマ水揚げ漁港が「北海道に水揚げが一極集中する」と相次いで反発。その後、一航海での漁獲可能量を三倍に増やしたほか、ロシア海域と日本海域での操業を区別しない漁獲制限措置に切り替えるなど、方針を転換してきた。
【漁獲制限措置が撤廃され、本格的な水揚げが始まったサンマ漁=女川魚市場】 |
 |
|