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■サンマ漁獲規制解除 2007.08.30
来月1日から大型船水揚げ
気仙沼港・本格化へ期待高まる/
 全国さんま棒受け網漁業協同組合(全さんま)は二十八日、現在実施している漁獲規制を三十一日で終え、九月一日から自主的積み荷制限を解除することを水揚げ各港に通達した。全さんまと全国さんま漁業協会の合同理事会で決めた。これによりロシア水域内の漁獲規制に端を発した慌ただしい動きは落着することになった。一方、現在実施している水揚げ後二十四時間の休漁の方は、累積限度数量を超えた場合に再び実施する。

 六月、全さんまはロシア海域での漁獲枠厳守のため一航海当たりの割当量で制限を一本化する方針を打ち出した。その際、大型船は一四・五トンとされた。大型船は一航海で約七十トン漁獲できるだけに、操業効率が悪化するのに加え、規制期間の九月十五日まで本州への水揚げが不可能になるとして気仙沼など五港が反発。規制の見直しを求めてきた。

 その後、本州に水揚げする大型船については一航海当たり十六トンで三日分四十八トンまで可と改正。さらに二度改正を重ねた。現行では大型船については、日帰り操業の場合は三十二トン未満、一日以上入港しない場合は四十八トン未満となり、さらに漁場が北海道沖に移っていたため、ロシア海域やそれ以外も区別せずに総量での漁獲制限措置に切り替えた。

 当初懸念された、シーズン初めに本州各港へのサンマの水揚げがないという事態は避けられることになった。改正に次ぐ改正を「臨機応変」と見る人もあるが、「そもそも当初の規制案がずさんだった」と指摘する声もある。

 気仙沼市魚市場には二十一日、例年より約一週間ほど早く大型サンマ船が初水揚げしている。しかしそれ以降は、散発的な水揚げにとどまっている。漁場が北海道東沖から動かず、本州各港への水揚げは本格化していない。
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