| ■気仙沼市がタイヤロック導入 |
2007.08.25 |
来月から差し押さえ
税の悪質滞納 許さない
担当職員が実技講習/
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市税・国民健康保険料の滞納に頭を悩ます気仙沼市が徴収を強化しようと、九月から自動車差し押さえを本格的に行うことになり、逃げられないように走行不能にする器具を導入した。二十四日には担当職員を対象にした実技講習が行われた。
参加したのは、税務課と保険課の収納担当職員約十人。気仙沼商工会議所横の市駐車場で、カニ挟みのような鋼鉄製の「タイヤロック」を市有車のタイヤホイールに取り付けて電子ロックで施錠し、ドアミラーに封印公示書を付ける作業を行った。
タイヤロックは一個約三・五キロ。装着されると、タイヤを動かしても車体に引っかかり、物理的に走行することができなくなる。税滞納に悩む全国の自治体で導入が進んでおり、県内でも県や仙台市、登米市などでいち早く取り入れ、効果を上げている。二個一組で使用し、気仙沼市は二課で計六個購入した。
市税などの徴収は従来、職員が滞納者宅を訪れ、物品に赤札を張って差し押さえをしてきた。しかし二〇〇五年度末で十一億円の滞納があり、悪質なケースもみられることから、動産でもあり、生活に不可欠な”足”として意味がある自動車に着目した。
差し押さえた車両は、ネットオークションで公売し、代金を市税・国民健康保険料に充てる予定。既に東北運輸局とも連携し、滞納者が所有する車両に動産としての価値があるかどうかを書類で調査している。九月から対象者に差し押さえ予告書を発送し、早ければ同月中にも、職員が現況を確認した上でタイヤロックで差し押さえる作業を行う。
後藤英博・市税務課長はネットオークションで高値の公売に期待する一方、「売れればいいというものではなく、最終目標は税をきちんと払ってもらうこと。公平性の観点からやむを得ない措置だ」と話している。 |
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