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■数学指導、先生も勉強 2007.08.23
宮教大サテライト講座
気仙沼の小中学から29人/
 宮城教育大の気仙沼サテライト公開講座が二十二日、気仙沼市錦町の市総合市民福祉センターやすらぎで開講した。三年目の今回は「数学再発見2007 気仙沼」をテーマに、市内小中学校の算数、数学教諭ら二十九人が参加。同大教育学部の三人の教授を講師に、円周率の理解を深める作業などを体験した。

 講師は萬伸介、山田春樹、田端輝彦の三教授。初日の午前中は萬教授が「図形の面積、図形の拡大縮小」の授業を実施。方眼紙に描いた半径五センチの円の面積を、一センチ四方、五ミリ四方のマス目の数から割り出したり、円を八分割、十六分割してから長方形の形に張り付けたりしながら、公式に使われる円周率(π)の正しさなどを理解した。

 萬教授は、こうした作業は、最初に円の面積を学ぶ小学五年の授業では学習するが、中学、高校ではほとんど行われていないことから「円の面積を求める作業は、中学、高校とそれぞれの発達段階に応じて可能であり、教材研究の楽しさも教える」と、授業での必要性を指摘した。

 二十三日は山田教授が面積と積分を題材にした「定義・定理、証明の意味と意義」について授業。午後は前日に引き続き、田端教授の司会で授業の質疑などを行う。

 宮教大のサテライト公開講座が気仙沼市で開催されるのは二〇〇五、〇六年に次いで三度目。今回は算数、数学に内容を限定し、教員の知識向上を目的に開催した。宮教大と気仙沼市教委は昨年三月に「連携に関する覚書」を交わしている。
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