| ■ペルー津波に緊張走る |
2007.08.18 |
注意報発令防潮堤の水門閉鎖
気仙沼本吉地方各自治体が警戒本部/
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南米ペルーの太平洋岸で十五日夕(日本時間十六日朝)発生したマグニチュード(M)7・9の地震で、約二十時間後の十七日未明、気象庁は太平洋岸一帯に津波注意報を発令した。気仙沼市でも午前五時半ごろから潮位変化が観測され、各地に津波が到達。気仙沼・本吉地方の自治体などは防潮堤の水門を閉鎖するなど、津波への対応に追われた。津波注意報は午後一時に全面解除されたが、引き続き警戒が続いた。
気仙沼市は津波注意報発令後、警戒本部を設置。市内二百九十四基の防潮堤水門を十七日午前三時半までに閉めたほか、広報車八台を出して沿岸部の住民に自主避難を促した。大島公民館や錦町の市総合市民福祉センターなど五カ所を避難所に指定したが、避難してくる住民はいなかった。
広域消防本部、気仙沼署も警戒態勢を敷き、沿岸部でキャンプや釣りをしている人がいないかを確認。海岸から離れるよう呼び掛けた。
海水浴場は小田ノ浜、お伊勢浜とも遊泳禁止。前日までの猛暑から一転、小雨が降る肌寒い一日となったことから、訪れる人はほとんどなかったが、お伊勢浜の遊泳区域外で数人がサーフィンに興じていた。監視員が注意を呼び掛けたが無視したことから、駆け付けた気仙沼署員が海から上がるよう注意する一幕もあった。
一方、この時期はサンマ船出漁の時期。魚浜町の気仙沼漁港などでは、十九日の大型サンマ漁解禁に向け、同港を基地に操業する大型船(五一トン以上)の関係者が、海面の変化や津波情報を気にしながら出船の準備に慌ただしかった。
防潮水門は既に閉鎖されていたが、漁船関係者らが自動車で続々と港へ訪れたため、市は早朝から職員を岸壁に派遣し、津波への注意を呼び掛けながら一カ所の門扉を開閉して出入りさせた。
気仙沼市の潮位計による観測によると、市南部の杉の下漁港で、満潮の十七日午前五時半ごろに一〇センチを計測。十五分周期で潮位が変化し、八時すぎに最大波一三センチとなった。気仙沼港北側では九時すぎに最大二二センチを観測した。市危機管理課は「収束までに時間がかかるだろう」と話していた。 |
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