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■サンマ漁大型船19日解禁 2007.08.16
前線基地釧路港へ
好漁願い気仙沼出港/
 十九日の大型サンマ漁解禁を前に、気仙沼港を基地に操業する大型船(五一トン以上)が前線基地である北海道釧路港に向かい始めた。十五日は、北海道船籍など少なくとも三隻が家族や関係者らの見送りを受けて気仙沼港を後にした。十六日には残り十隻前後が一斉に北の海を目指す。

 十五日に出港した船のうち北海道稚内市の第5朝洋丸(後藤昭美漁労長ほか十六人)は、船上で航海安全、大漁満足を祈った後、家族らの間で渡した五色のテープを風になびかせながら岸壁を離れた。

 乗組員は、昨年起きた第7千代丸の悲惨な遭難事故に触れながら「安全第一を確認しながら作業をしたい」「燃油代も上がっており、漁と好値に恵まれることを願っている」などと話していた。

 出港に際しては全員が救命胴衣を着用。海難ゼロへの決意を込めながら、家族らに大きく手を振っていた。十六日夜には釧路港に着き、最終準備をした後、出漁する。

 水産総合研究センター東北区水産研究所が発表した二〇〇七年度北西太平洋サンマ長期漁況海況予報では、来遊量、大型組成とも昨年を下回ると見られている。

 全国さんま棒受け網漁業協同組合(全さんま)が、今シーズンのロシア海域における漁獲規制について三度にわたり変更。六月当初案で懸念されていた九月半ばまで本州各港にサンマが水揚げされないという事態は避けられそうだ。

 今月中には気仙沼港に大型船の初水揚げがあると見られている。
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