| ■学校統合1年延期の公算大 |
2007.08.08 |
南三陸 入谷、志津川両中
町議会特別委が請願採択/
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南三陸町教委が来年四月を目標に進めている旧志津川町地区の通学区域再編のうち、入谷中と志津川中の統合が先延ばしになる公算が大きくなった。町議会に入谷中父母教師会名で提出されていた「二〇〇八年四月一日とする統合時期の見直し」を求める請願が、七日開かれた町議会特別委員会で採択された。
紹介議員から「PTAが考える統合の限度は二〇一〇年四月。交流事業などの進み具合によっては〇九年もあり得る」との見解も示され、〇九年四月統合の可能性が高まった。二十日に予定される定例教育委員会でも議論になりそうだ。
特別委員会はこの日が三回目。参考人として佐藤仁町長、片桐博教育長も出席した。前回、PTA役員と紹介議員が相談して導き出した「二〇一〇年四月を限度に統合する」とする素案について、学区内四地区で集会を開いたことが報告され、その中で「交流事業、環境整備が進めば〇九年でもよいとする声が六割を超えている」ことも示された。討論はなく、全会一致で可決した。
期日見直しの請願が採択されたことで、町当局が九月定例会に提案する方針だった〇八年四月統合に必要な町立学校設置条例の改正案は、志津川、荒砥、清水の三小学校にとどまりそうだ。佐藤町長は取材に対し「今後、町教委と協議する。(統合期日の)判断は教育委員会」とした上で、「請願が採択された以上、中学校の条例改正案は提案しても通らないだろう」と話した。
入谷中と志津川中の統合は二〇〇四年から町教委とPTA、地域との間で懇談を重ねてきたが、その都度「準備期間が欲しい」などとして延期されてきた。今回延期されれば四度目。適正規模の学級編成による教育効果や校舎の老朽化などの課題があり、保護者の中には「早急に統合を」とする声もある。 |
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