| ■災害時救護に威力 |
2007.08.29 |
石巻の医療法人
試験空輸で物資搬送/
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災害時応援協定を結んでいる医療機関から、ヘリコプターで救急医療品や医師を搬送する全国的にも珍しい試験運航が二十七日、石巻市内で行われた。同市山下二丁目の医療法人こだまホスピタル(樹神=こだま=学理事長)が、航空機利用による全国ネットの災害支援組織「NPO法人チャイルドフライトジャパン」(谷沢宏昭理事長・事務局仙台市)の協力を得て実施した。
試験運航は、災害で陸路が寸断され、姉妹医療法人あさかホスピタル(郡山市)からヘリで医師や医療物資などの救援品を運ぶ想定。ヘリポートには市から借り受けた雲雀野公園グラウンド(雲雀野一丁目)を利用した。
郡山市の代わりに仙台空港を出発したヘリが、約二十分でグラウンドに到着すると、待機した看護師ら病院職員約七十人が空輸した物資をリレーで運び出した。
訓練の実現には、民間が利用できるヘリポートの確保が最大の課題だった。こだまホスピタルが石巻市に依頼して、雲雀野公園グラウンドでの訓練が実現した。
樹神理事長は「短時間で搬送できることを実感した。グラウンドは砂を巻き上げる欠点があり、雲雀野は海に近く津波の心配もある。市にコンクリートの場所などを使えるようお願いしていきたい」と話した。
【到着したヘリから救援物資を運び出す訓練を行う病院職員=石巻市雲雀野公園グラウンド】 |
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