| ■海中転落した小学生救助 |
2007.08.21 |
石巻署、平塚君(荻浜中2年)に感謝状
「手つかみ夢中で引き上げ」/
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石巻市狐崎浜の鹿立漁港から海中に転落した小学一年男子(六つ)を救助したとして、石巻署は二十日、石巻市荻浜中二年平塚祐介君(一四)=同市狐崎浜=に感謝状を贈った。
平塚君は七月二十九日午後二時ごろ、陸上の練習で鹿立漁港を走っていたところ、弟(四つ)と二人で遊んでいた児童が自転車ごと海に転落したのを発見。係留されていた漁船に乗り、児童を引き上げて無事に助けた。
船と児童の距離は、身を乗り出してやっと手が届く状態だった。児童が慌てた様子で「もう駄目」などと言っていたため、「手をつかんでいるから大丈夫」と声を掛けて落ち着かせたという。平塚君は「気が付いたら船に乗って手をつかんでいた。夢中だった」と当時を振り返った。
普段は違うコースで練習しており、この日に漁港を走っていたのは偶然だったという。一人で児童を引き上げたことについては「いつもと違う力が出たのかもしれない」とはにかんだ。
感謝状贈呈式が同署であり、加藤道美署長は「世のため人のためという言葉が死語になった時代の中で、素晴らしい行動だ。誇りに思っていい。将来も今の気持ちを持ち続けてほしい」とたたえた。
感謝状を受け取った平塚君は「助けられて良かった」と謙虚に喜んでいた。 |
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