| ■石巻の2漁港防潮扉閉まらず |
2007.08.18 |
ペルー地震で津波注意報
桃浦 レール部分破損
雄勝 金具壊れすき間/
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南米ペルーの太平洋岸で十六日午前八時四十分ごろに発生したマグニチュード(M)7・9の地震で、気象庁は十六日午前一時すぎ、太平洋沿岸一帯に津波注意報を発令した。石巻地方では、石巻市鮎川で約一〇センチの津波を観測。石巻市などは警戒態勢を敷いて対応したが、県が管理する同市桃浦、雄勝両漁港の二カ所の防潮扉が津波到達予想時刻の午前四時半までに閉まらなかった。
県石巻地方振興事務所によると、桃浦では午前一時四十分ごろ、地元消防団がレール式の扉を閉めようとしたが、レール部分にゆがみがあって閉門できなかった。
同事務所が職員を派遣して原因を調査したところ、船の引き揚げ作業をしたフォークリフトが引っ掛かって曲がり、そのまま放置されていたらしい。七月二十九日に行われた大規模津波防災訓練では「問題なく閉門していた」(市防災対策課)と言い、その後に破損したとみられる。
雄勝地区でも地元消防団が午前一時十五分ごろ、閉門作業を実施。扉を支える金具が破損していて、約十センチのすき間を残して閉まらなかった。地元住民の協力を得て、午前十時までに閉門した。
仙台管区気象台によると、石巻地方では午前八時五十五分ごろ、石巻市鮎川で一〇センチの津波を観測した。津波注意報は午後一時に解除されたが、若干の潮位変動は十七日いっぱい続いた。
石巻、東松島両市は、注意報発令と同時に警戒本部を設置し、女川町は事前警戒配備態勢を敷いた。各市町では、消防団員や職員らが沿岸部での注意喚起や情報収集に当たった。両市の海水浴場は終日遊泳禁止に。女川町は注意報解除後に開放した。
国土交通省北上川下流河川事務所も事務所内に災害対策支部を設置し、管理河川で水位の変化を監視した。 |
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