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■「公文書」開示を確認 2007.08.17
青果市場情報公開
審査会 石巻市の姿勢に不信感/
 石巻青果花き地方卸売市場の移転協議をめぐる公文書を全面開示する答申をしながら肝心の文書が漏れていた問題で、石巻市情報公開・個人情報保護審査会(会長・手塚宣夫石巻専修大経営学部教授、委員三人)が十六日、緊急会議で対応策を検討した。市が審査・開示対象にあらためて加えた三つの文書を「公文書」と明確に位置付け、公開することを確認。市の公文書に対する認識のずれ、情報公開姿勢の甘さなどを指摘し、問題の再発防止に向け改善策の検討を強く要望した。

 審査会は、開示請求のあった文書が審査対象から除外されていたという「予想していなかった事態」(手塚会長)に対応して急きょ開催。答申後の会議は極めて異例となった。

 市が追加審査を依頼したのは、市場運営会社に移転の全責任・負担を求めた協議たたき台の「誓約書」、協議が進んで昨年末にまとまりかけたとされる会社提出案、最終的に振り出しに戻る結果となった厳しい条件の「移転に際しての考え方」。

 審査会は、三文書を市が開示請求に応える意向を示したことから新たな審査の対象とはせず、内容だけ確認した。答申内容も変更しない。

 市側は、三文書が所管する農林課の正式な保管文書になっておらず、幹部職員が所持していたため、公文書という認識がなかったと弁明した。

 審査会は開示対象文書を審査した際、文書に遺漏がないか何度か求めている。小泉清則副会長は「文書の不存在という抗弁をされてしまうと、審査には限界がある」と、市の姿勢に不信感を示した。手塚会長は「審査会と市当局の信頼関係で情報公開は成り立っている。その関係を損なう危険性があるので、早急な改善をお願いした」と話した。

 市の開示拒否決定に不服を申し立てた三浦一敏市議は「条例に従って申立人に意見陳述させてくれれば、文書の遺漏は防げた。市が文書を除外したのはミスでは済まない。どうしても開示したくない意図が働いたのではないか」と話している。
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