| ■卸売りと物流、別ゾーン |
2007.08.11 |
東松島移転・新青果市場
構造案、市議会に示す/
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石巻青果花き地方卸売市場を運営する石巻青果(近江恵一社長)は、東松島市赤井に移転する新市場の構造案を示した。それによると、施設を競りなどの卸売りと配送などの物流の二つのゾーンに大きく分けて、機能的に運営する方針。十日、石巻青果と設計などを行うJFEエンジニアリング(横浜市)が、同市議会への説明会で明らかにした。
これまではスペースが手狭なことから、互いに混在使用するなど不便を強いられてきた。二つの機能を完全に分けることで、使いやすいようにしているのが特徴。
説明によると、卸売りと物流を合わせた施設の広さは約一万二千平方メートル。卸売りゾーンにはメーン施設の青果一時保管・卸売りのほか花き卸売り、仲卸販売、小口販売、買荷保管・積み込みの五エリアがある。物流ゾーンは包装加工、低温保管、荷別、分荷・小分け、配送の五エリアからなる。
卸売りゾーンは低温管理で鮮度維持に効果的。物流も保管エリアで低温保管が可能。配送エリアにはトラックベースがあり、プラットホーム形式になっている。
JFEの鵜篭(うごもり)秀樹・市場システム技術グループ副部長は「卸売りと物流の区分けは全国的にも珍しい。買参人と生産者にはサービス向上になる」と話した。
議員からは農業振興地域などの規制解除のスケジュールが予定通りに進むのか、配送トラックの駐車場と利用者の食堂のスペースはあるのかなどの質問があった。
鵜篭副部長は規制解除について「過去にもほかの市場で、同じような事例を担当したことがある」と回答。トラックなどのスペースについては「計画敷地面積の約六万二千平方メートルには、駐車場も兼ねた調整地も含まれている」と答えた。
新市場は、二〇〇八年四月から造成に着手し、〇九年八月に完成。その年に開業できる見通し。 |
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