| ■青果市場文書開示を答申 |
2007.08.08 |
石巻市情報公開審査会
市、条件文書は審査除外/
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石巻市情報公開・個人情報保護審査会(会長・手塚宣夫石巻専修大経営学部教授)は七日、石巻市長が開示拒否決定をした石巻青果花き地方卸売市場の移転に関する協議文書について、「開示すべきである」と結論付け市長に答申した。市は移転事業の完了まで「意思決定過程が続く」として不開示情報にしたが、審査会は市場の移転候補地が決まり交渉は終了したため説明責任を果たすことが望ましいと判断した。ただ、市が市場運営会社にすべての負担・責任を押し付けようとしたとして市議会で問題になった二十四項目の条件文書は、審査対象に含まれていなかった。
審査会で結論を集約した後、手塚会長が千葉将好副市長に答申書を手渡した。千葉副市長は「答申を重く受け止める。市長に答申書を渡し、判断を仰いで対応を検討する」と述べた。
青果市場の移転に関して市と運営会社の石巻青果との協議記録などの公文書については、三浦一敏市議が六月十五日に開示請求した。
しかし、市は移転事業完了前に公開すると「公正、適正な意思決定を著しく妨げると認められる」として開示拒否を決定。六月二十日付で不開示とすることを請求者に通知。市の決定を不服として三浦市議が二十二日に異議申し立てをした。
審査会は、市場移転をめぐる協議経過を「現時点では開示されるべき公文書」と判断。個人情報にかかわる部分を除き、開示することを求めた。
その理由として、石巻青果が七月十日の取締役会で移転候補地を決定し、文書を開示しても意思決定過程にもはや影響を与えないことを指摘。市民の一大関心事である市場の移転問題について市に説明する責務があることも挙げている。
青果市場移転では、市場の移転新築を認める条件として移転事業の責任・費用負担、事務手続きのすべてを市が石巻青果に求めた文書の存在が六月定例会で問題化。市が提出を拒否したことから市議の一部が検査権発動を求める緊急動議を提案するなど、市議会が混乱する要因になった。
だが、審査会が今回チェックした公文書の中に、問題となった文書は含まれておらず、答申後も開示対象にならない可能性が残った。市総務課は「開示請求の対象とした文書は、担当の農林課の判断でそろえた」と話し、なぜ市議会が最も関心を持った文書を審査会に示さなかったのか説明しなかった。
三浦市議は「二十四項目の条件文書も当然、開示対象になると思っていた。情報公開の在り方自体が不可解なのでは困る」と憤っている。
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