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■ヨモギ以外は検出されず 2007.08.04
女川原発「コバルト60」問題
漏出元を継続調査へ/
 石巻市寄磯地区で、ヨモギから人工の放射性物質「コバルト60」が検出された問題で、女川原子力発電所環境調査測定技術会(会長・三部佳英県環境生活部長)が三日、女川町の県原子力防災対策センターで開かれた。追加の環境調査をした県と東北電力は「該当するヨモギ以外からコバルト60は検出されなかった」と報告した。

 コバルト60は七月十九日、原発の南東約二キロの寄磯地区で採取したヨモギから検出した。県と東北電力が原発周辺の全二十三地点で調査を実施し、松、浮遊じん、陸土など三十試料を調べたが、ヨモギ以外では検出されなかった。

 女川原発から漏出したかどうかについては、今後、継続して調査を進めるという。

 委員からは「原発から排出された可能性はぬぐいきれない。因果関係を精査するべきだ」と危機感をあらわにする意見や、「原発は『限りなく灰色』であることを認識し、継続調査してほしい」という要望が相次いだ。

 原発の耐震指針が昨秋、改定されたことを受けて実施している地質調査について、女川原発は「中間段階ではあるが、原発周辺で(新指針で示されている)三十万年以内に活動した断層は確認していない」との認識を示した。
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