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■小型サンマ船出陣 2007.07.24
気仙沼港・第8弁天丸
前線基地 釧路へ/
 気仙沼港所属の小型サンマ棒受け網船「第8弁天丸」(九・七トン、小野寺俊光漁労長、六人乗り組み)が二十三日、前線基地の北海道釧路港に向け出港した。

 県漁協気仙沼地区支所鹿折出張所(加藤寿三夫所長)所有で、釧路で最終的な準備を整え、二〇トン未満船解禁日の八月五日に出漁する。

 気仙沼市大浦港に見送りに来た家族や出張所関係者に対し小野寺漁労長は「好漁を期待しています」とあいさつした。

 乗組員は「群れにまとまりがないようだが、回復を望んでいる」「いい値段がついてほしい」と話し、燃油高騰の中、豊漁に期待を込めていた。

 8弁天丸は八、九月は北海道沖で操業。魚群の南下とともに市魚市場に水揚げする予定だ。

 気仙沼港では、水揚げの主力となる大型船(五一トン以上)の出漁準備作業も急ピッチで進んでいる。大型船の操業は八月十九日解禁。

 今年のサンマ漁に関しては、全国さんま棒受け網漁業協同組合(全さんま)が定めたロシア海域での新たな操業自主制限について、本州サンマ産地流通対策協議会(会長・佐藤亮輔気仙沼漁協組合長)が反対している。

 各船の漁獲割当量をシーズン単位で行わず、一航海当たりと改めたもので、大型船では一四・五トン。この規制では一航海七十トン前後漁獲できる大型船は非効率的な操業となり、規制期間の九月十五日まで本州各港への水揚げが実質的に不可能になる。全さんまはシーズン入り後に実態を把握、見直す方針だが、まだ先行きは不透明なままだ。

 今年のサンマ漁は、小型流し網が八日に解禁。例年に比べ魚体はやや小ぶりだという。波乱含みでシーズン入りする中、関係者は円満な解決を望んでいる。
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