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■メキシコで長大巻きずし 2007.07.22
気仙沼市職員が協力し110メートル
現地在住鈴木さん 市役所を訪れ報告/
 気仙沼市滝の入出身で、メキシコ市在住の画家、鈴木美登里さん(六〇)が先日、気仙沼市役所を訪れ、メキシコのイベントで取り組んだ百十メートルの巻きずし作りが市職員の協力で成功したことを、鈴木昇市長らに報告した。鈴木さんは、メキシコと気仙沼の文化交流促進に向け「浪板虎舞」を現地で披露することも希望しており、市の協力で三十一日の帰国前までに、保存会の練習風景などを見学させてもらうことになった。

 鈴木さんはメキシコ人の夫と結婚後、一九八六年にメキシコに移住。昨年からメキシコ在住の宮城出身者らでつくる県人会「メキシコ宮城青葉会」の会長を務めている。

 今年六月、メキシコ在住の日系人で組織する「日墨協会」が、移民百十周年記念イベントを開催する当たり、各県人会ごとに出し物を披露することになった。鈴木さんは、以前「みやぎ県政だより」で紹介された、気仙沼・本吉地方産業まつりのジャンボ鉄火巻きの記事を参考に「百十メートルののり巻きに挑戦しよう」と考え、気仙沼市職員から電子メールを通じて作り方などを教わり、四回ほどの練習を重ねた後、本番に臨んだ。

 会場に集まった約二千人のうち、三百人ほどが協力。巻きずしを作るすだれに適当なサイズが無いため、代わりに波状の段ボール紙の上にナイロンシートを置いた。

 県人会の人が自宅で炊いた米と、メキシコで売っているのりのほか、中身にはメキシコ国旗の三色をイメージして、ゆでたニンジン(赤)、カニ風味かまぼこ(白)とゆでたサボテン(緑)を使用。メキシコにちなんで「アステカずし」と命名したという。

 鈴木さんは、イベントの様子を撮影した写真を鈴木市長、菅原務副市長に見せながら「気仙沼市のおかげで大成功を収め、本当にうれしかった。メキシコの人たちに気仙沼をPRすることもできた」と感謝した。
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