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■レトロむろね号海の幸で歓迎 2007.07.22
わずかな停車利用気仙沼の良さPR乗客
趣向のもてなしに笑顔/
 一ノ関と盛を結ぶJR東日本の特別列車「レトロむろね号」の運行に合わせた歓迎イベントが二十一日、JR気仙沼駅で行われた。時折小雨の降るあいにくの天候だったものの、市の関係者らはわずか四分間の停車時間をフルに使い、車窓から海産物などを提供。気仙沼ならではのもてなしに利用客も感激していた。

 一ノ関駅午前八時四十一分発−盛駅午前十一時十八分着下りの第一便には約百三十人が乗車。午前十時十分、気仙沼駅に「レトロむろね号」が到着すると、佐藤義人駅長をはじめ、斉藤徹市観光協会長、内海日出年同協会推薦旅館組合長、市観光課職員らが出迎えた。

 わずかな停車時間のため、関係者らは一番線ホームの車窓から気仙沼名物のフカヒレスープをプレゼントし、乗客の顔をほころばせた。

 ホームのテーブルにはメカブ・塩辛の軍艦巻きやサンマ寿司(すし)、お菓子、観光グッズ、お隣一関市室根のワイン、いわいどりなどを用意。あっという間になくなる人気ぶりだった。

 あちこちで「うまい!」という声が相次ぎ、中にはお代わりを求める乗客もいて、海と山双方の味覚がそろう気仙沼地方の地場産品の豊富さと質の高さをあらためて感じさせた。

 十時十四分。列車は陸前高田駅に向かってホームを出た。その際、一日駅長の梅内みずほさん(南気仙沼幼児園勤務)が発車の合図をした。梅内さんはこの日、一ノ関駅の出発式にも参加。テープカットや車内での乗車証明書の配付などのサービスに務めていた。

 駅前のホテルでは、斉藤会長らが一関観光協会の阿部興紀会長や黒沢拓司副会長と懇談。今後の観光戦略などについて意見を交換した。

 「レトロむろね号」は、今月一日から九月三十日までの日程で始まった「北東北デスティネーションキャンペーン」で「イベント列車の旅」に盛り込んだメニューの一つ。二十二日も歓迎イベントがある。
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