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■6つの「逸」で商店街振興 2007.07.21
南三陸商工会魅力アップ事業始動
各店に助言、実力養成へ/
 個店の魅力をみがき、商店街をレベルアップし地域振興につなげようと、南三陸商工会商業部会(昆野慶弥部会長)は本年度、六つの「逸」から各店の魅力アップを図る「一店逸財(いつざい)事業」に取り組む。みやぎ産業振興機構の登録専門家で、県商工会連合会エキスパートを務める中村通氏(仙台市)による個店訪問が二十日始まり、事業が本格始動した。

 六つの「逸」は、(1)逸品(特徴的な商品、素材)(2)逸店(特徴ある店舗、施設)(3)逸材(優れた人材)(4)逸事(独自の企画、イベント)(5)逸匠(独自の技、技術)(6)逸遇(独自の接客、おもてなし)−を指す。すべてを目指すのではなく、取り組みやすさを念頭に置いた設定だ。

 二十日現在、事業に参加申請しているのは、志津川地区八店、歌津地区二店の計十店舗。水産加工、飲食店、菓子店などの業種がそろった。九月まで中村氏と一緒に、各自の店を再点検。それぞれの良さ、魅力を見つけだし、それをより充実させる方法を考えていく。

 個店訪問と並行して、接客や陳列などの講習会を開催するほか、商店街、地域づくりに積極的に取り組む山形県大江町などの視察も予定する。

 同事業は、商工会などが前年度取り組んだ「商店街再生コンセプト事業」の具体化に向けたもので、県の小規模事業振興補助金の交付を受けて取り組む。

 昆野部会長は「専門家とのやりとりを通じて真の力をつけたい。プロセスが大事」と話す。さらに「商店街再生には観光との協働が重要になる。大江町への視察はサービス業部会、行政と一緒に行う」と連携の大切さを強調した。
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