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■陸上競技場を願い260キロ 2007.07.10
たすきつなぎ実現をアピール
酒田−唐桑間を走破36人/
 本格的な陸上競技施設の実現をアピールしようと、気仙沼・本吉地方の陸上競技愛好者らによる「酒田−気仙沼間駅伝」が7、8の2日間行われた。列島を横断する259・7キロをたすきをつないで無事にゴールし、競技場の早期建設を訴えた。

 気仙沼の中学、高校の陸上部員、酒田市のランナーら幅広い年代の36人が参加した。7日午前10時、酒田市の海鮮市場前で地元の人々に見送られてスタート。同市の国道7号、47号沿いに新庄、最上地域を経て県境で1日目を終了した。

 翌8日は早朝に県境をスタート。鳴子から古川で国道4号に入って北上し、一関市の公認陸上競技場内を走った。国道284号をつないで気仙沼市内で45号に入り、予定より約1時間半早い午後6時22分、最後のランナーの須藤孝行さん(五三)=本吉町猪の鼻、公務員=がゴールとなった唐桑半島の御崎観光港に到着した。

 須藤さんは、途中を走ったランナー3人に伴走されてゴール。「一人一人の力を結集すれば、大きなことができる」と満足げに語った。

 継走を企画した「日本横断(酒田−気仙沼)実践事業団」の小野寺次徳団長(気仙沼市)は「炎天下の中、沿道の声援がありがたかった。みんなでつないだ陸上競技場建設の願いとともに、酒田との交流発展を強めていきたい」と語った。

 ゴールに駆け付けた鈴木昇気仙沼市長は「思いを自らの体を使ってつないだ皆さんはすごい。陸上競技場への熱意は理解した」とねぎらった。

 駅伝は、気仙沼市などの陸上大会が地元に公認競技場がないため、施設がある一関市などでの開催を強いられていることから、公認陸上競技場建設への願いをアピールしようと実施。今後、市に対して報告を兼ねて陸上競技場建設を要望する。

 関係者の多くはこれまでにも「日本縦断3000キロ継走」、気仙沼から酒田までの継走など、粘り強い活動をしてきた。

 今回は5年前の気仙沼−酒田間継走で友好関係をつくってきた酒田市との交流の発展も願い、逆コースで酒田から気仙沼まで走った。
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