| ■「管理ずさん、危機感ない」 |
2007.07.06 |
県漁協気仙沼大島出張所
500万円盗難で組合員説明
防止策提示にも不満続出/
|
|
|
|
五月末に気仙沼市大島の県漁協気仙沼地区支所大島出張所(小野寺和彦支所長)の金庫から多額の現金が盗まれた事件で、同出張所は五日、大島地区の組合員を対象に事件に関する説明会を開いた。発生以後、組合員への説明会は初めてで、約百二十人が参加。畠山幹男気仙沼支所運営委員長が「組合員には迷惑をかけ心からおわびする」と陳謝した。
県信用漁業協同組合連合会の楠本豊勝総務部長が「金庫の管理体制が不十分だったことが原因。(信漁連の)ほかの営業所でも不備があった」と説明。「今回の事件を教訓に今後、再発することがないよう取り組む」と強調した。
具体的な再発防止策として、(1)現金の取り出しと額の確認は別の人が行う(2)営業開始前の金庫内確認(3)金庫の鍵とダイヤルの併用(4)金庫の取扱規則の策定と職員への周知徹底−などを挙げた。
説明後の質疑では組合員から不満が続出。「ずさんな管理で盗まれて当然だ」「いつも相当な額の現金を保管しているのか」「組合員が穴埋めするのはごめんだ」などの意見が出された。
参加した組合員の一人は「十分な説明になっていない。職員の危機感のなさがそもそも原因なのではないか。あらためてはっきりとした説明を求めたい」と不満を漏らす。
気仙沼署によると、事件は五月二十八日から二十九日にかけて発生。二十九日夕方に女性職員が帳簿と金庫内の現金の確認をしていたところ、五百万円が合わないことに気付いた。同署で捜査を進めている。 |
|