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■サン・ファン館入場120万人 2007.07.29
山元町の小形さん「石巻の思い出に」
開業11年 高まる注目度/
 石巻市渡波の県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館、跡部進一館長)の入館者が二十八日、百二十万人を突破した。開業から約十一年での百二十万人の達成。仙台藩祖伊達政宗の命を受け、支倉常長ら一行が慶長使節船のサン・ファン・バウティスタ号で海外雄飛した偉業を、復元船や館内施設を通じて現代に伝えるサン・ファン館は、スケールの大きい石巻の観光拠点として今後ますます注目度を高めそうだ。

 百二十万人目となったのは、山元町山寺の無職小形満春さん(五九)と、妻まさ子さん(五四)、孫の朱理ちゃん(六つ)の三人。跡部館長らとくす玉を割って、節目を祝った。

 小形さんらは、日帰りの家族旅行で石巻市を訪れた。石ノ森萬画館などを見学した後に、サン・ファン館に足を運んだ。満春さんは「たまたま来ただけなのに、びっくりです。良い記念になりました」と話していた。

 記念品として慶長使節船サン・ファン・バウティスタ号の模型や水産加工品などの詰め合わせが贈られた。

 サン・ファン館は一九九六年八月にオープン。復元船サン・ファン・バウティスタ号を核に、慶長遣欧使節団の栄光や、苦難の旅を紹介している。木造船文化を後世に伝えるさまざまな企画を催し、二〇〇五年三月には百万人を突破した。
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