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■観光情報発信いつでもどこでも 2007.07.21
石巻専修大がシステム開発へ
市民が自由に参加
川開き祭りの歴史録も/
 観光情報のネットワーク拡充で地域活性化を目指すため石巻専修大は、「石巻ユビキタス観光情報センターシステム」の開発に乗り出した。市民が自由に情報交換する地域SNS(コミュニティー型サイト)を構築して石巻の観光情報を全国に発信。動画ニュースで石巻の現在を紹介するほか、石巻川開き祭りの六十年以上に及ぶ歴史ドキュメンタリーを作成して広く提供する。今年の川開き祭りから研究開発プロジェクトを試行し、システムの基本的な方向を定め、二〇〇八年度に本格的な活動を始める。

 情報システムは石巻専修大経営学部の栗山規矩教授が昨年十月、原案を総務省の地域ICT(情報通信技術)振興型研究の支援プログラムとして提案。高い評価を得て七月十一日にプロジェクト実施の契約を、NPO法人石巻インターネット放送(理事長・亀山紘石巻専修大理工学部教授)などとともに総務省と締結した。

 ユビキタスとは「あらゆるところで」を意味するラテン語に派生する新世代のコンピューター利用形態。誰でも・簡単に・いつでも・どこでも利用できるシステムの構築を目指す。

 栗山教授の説明では、二十日に試験運用を始めたSNSで、主に観光情報に関して意見交換してもらい、観光協会などのホームページに反映。石巻から発信する観光情報を市民の力で強化する。SNS会員は大学生や市民有志二百人程度を核にしてスタートし、改良して使いやすくしながら五年後には会員十万人を目標に置いている。

 石巻インターネット放送の動画ニュースの一部を観光情報として再編集。SNSやホームページなどで動画を情報発信して、石巻の現在の姿を広く知らせる。

 川開き祭りの歴史ドキュメンタリー作成では、写真などで祭りの変遷を画像で再現する。地元新聞の関連記事をデータベース化。石巻を代表する観光イベントの幅広い情報を発信する。

 今年の川開きで試みるシステム運用の実験として(1)市内五カ所に設置するモニターでの祭り同時中継(2)各会場のプログラム進行状況を携帯電話サイトに発信(3)SNSによる石巻観光情報の発信−を予定している。

 石巻専修大は、SNSの愛称、会員を募集している。連絡先は同大(22)7713、経営学部の丸岡泰さん・内線3045、理工学部の佐々木慶文さん・同3180。

 SNS ソーシャル・ネットワーキング・サービス。人と人のつながりを促進・サポートする会員制ウェブサイト。趣味、居住地域、出身校などのつながりで新たな人間関係の構築する場を提供する。代表的なサイトでは日本最大の会員数を持つmixi(ミクシィ)がある。
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