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■災害時の通信「無線でお役に」 2007.07.12
河南クラブに開局免許
コールサイン 「JE7YVZ」/
 二〇〇三年七月の宮城県連続地震で大きな被害を受けた石巻市河南地区や周辺の人たちで組織する河南アマチュア無線クラブ(佐々木敏幸会長)に、総務省東北総合通信局から無線局免許状が交付され、コールサイン「JE7YVZ」で開局することになった。来週中にも電波を発信して活動を開始し、災害時には通信支援を行うことにしている。

 大地震発生直後から数日間は、携帯電話を含めて多くの通信機器が使用できなくなる恐れがある。このため、石巻、東松島、登米市などのアマチュア無線愛好家十八人が災害時支援などを目的に、東北総合通信局に無線局の開設申請をしていた。

 関係機材は、遊楽館に近い石巻市北村のレストラン「エスパース喜多邑(きたむら)」敷地内に設置。出力十−二十ワットで、十種類の周波数帯で交信する。

 アマチュア無線一級の資格を持ち、クラブ開設まで発起人代表を務めた会社社長中塩勝市さん(六一)=石巻市北村=は「準備を始めてから約半年で開局にこぎ着けた。災害などで通常の通信ができなくなった場合、少しでも社会のために役立つよう活動に取り組みたい」と話している。

 宮城県連続地震では、携帯電話や固定電話の回線がパンクするなどして機能が著しく低下。完全に復旧するまで数日間を要し、救助活動をはじめ復旧作業、日常生活で通信の重要性があらためて認識された。無線機の場合、機器が損傷を受けていなければ、通常通り使えるのが強みだ。

 会長を除く河南アマチュア無線クラブの役員は次の通り。

 ▽顧問 日野邦輝、相沢修(石巻市)▽副会長 中塩岩雄(石巻市)▽監事 佐々木良一(登米市)渡辺誠(石巻市)▽事務局 山下和博(東松島市)大友信彦(涌谷町)
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