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■離島振興、住民らで推進委 2007.07.07
9月落研大会など重点事業
移住案内人を制度化/
 石巻市の離島振興計画・愛ランドプランを具体化する組織として「愛ランド推進委員会」が網地、田代両島の住民ら十四人で発足し、初会合が六日、石巻文化センターで開かれた。当面の重点事業に位置付けた「島の情報発信力強化」によって、網地島で九月にある大学落語研究会(落研)の全国大会開催と、田代島産カキのブランド化に取り組むことで合意。島で増える空き家に移住者を受け入れるため「島暮らし案内人」制度を始めることも決めた。

 委員に委嘱状を交付した土井喜美夫市長は「今年から島の活性化プランが実施段階に入る。島の実情を知り尽くした人たちの経験を生かして、元気な島づくりを進めたい」と委員たちに期待した。

 重点事業にした「第一回全国学生落語真打ち大会」は九月十五、十六の両日に開催。落研に所属する学生二十人が、学生落語の真打ち目指して網地島で芸を競う。島の住民を中心とした実行委員会を今後強化して受け入れ態勢を整える。

 味と品質のレベルの高さを誇る田代島のカキは、ブランド化の確立に向けて販売体制を整備。消費者に直接小売りできる手法を検討し、情報の付加価値を高めて全国にアピールする。

 「島暮らし案内人」は、網地島、田代島に移住を考えている人たちに対して、各種相談、島の案内などを総合的に進めるシステムとして制度化する。市役所が移住希望者の窓口になって、島で暮らそうとする気持ちなどを確認。希望者を紹介された案内人(主に愛ランド推進委員)が、空き家所有者との話し合いを仲介したり、島での生活についてアドバイスしたりする役割を受け持つ。

 次回の会合以降では、子どもにも島の魅力が伝わるような総合観光(冒険)マップの作成について検討。各種団体と連携した交流プログラムの開発を進めるほか、市は緊急時患者搬送体制の充実に関する事業案を練る。

 役員選出では委員長に網地島の阿部欽一郎さん(市議、県漁協網地島支所運営委員長)、副委員長に田代島阿部頼男さん(県漁協田代浜出張所長)を互選した。
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