| ■市長「市外移転は想定外」 |
2007.07.04 |
石巻青果市場
法的手続き市内有利/
|
|
|
|
石巻市の土井喜美夫市長は三日の記者会見で、移転先が焦点になっている石巻青果花き地方卸売市場の問題に触れ「市外への移転は想定していない」と述べ、市内の候補地が選定されることに自信を示した。しかし、市議会六月定例会で市内移転に前向きな姿勢を示していながら、運営会社の石巻青果(近江恵一社長)とは具体的な協議や交渉を進めていない。自信の根拠として、市外より市内移転の方が都市計画法など法的な手続きがスムーズに進むことなどを挙げた。
青果市場の移転候補地は石巻市内三カ所、東松島市内一カ所。石巻青果が近く取締役会で候補地を絞り込む予定になっているが、協定書の解釈をめぐる見解の相違で石巻市とは移転協議が物別れに終わった経緯があるとされ、東松島が有力視されている。
石巻市内移転の可能性について、土井市長は「民間の市場側が決めること」とした上で「市外移転は考えられない。東松島に行くなんて、想定もしていない」と述べた。
市は青果市場の「存置整備」(現在地での施設整備)とする協定書にこだわり、移転を認めていなかったが、六月十四日に市場関係者と意見交換し、協定を拡大解釈して移転を容認する姿勢に転じた。
その際の合意が「市内への移転だったと理解している」と、土井市長は市内移転が前提だから容認したとの見解を示した。しかし、今野拓司産業部長は「石巻青果はそこまで合意してはいないと思う」と述べ、受け止め方がやや異なった。
三浦修三副市長も市外移転は想定外という考え方を示し「協定を拡大解釈して移転を認めた。現在の協定は生きているので、市外に移転すれば協定を一方的に破棄することになる。そうなると大変な事態になる」と述べた。 |
|