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■田束登山口まで来春延長 2007.06.14
南三陸・県道払川町向線
つつじ祭りに快適ルート/
 県が南三陸町歌津払川地区で進める払川ダム建設に伴い、付替県道兼工事用道路として整備を進めている県道払川町向線の利用区間が、二〇〇八年四月には、田束山登山口まで延長される見通しになった。来年の「田束山つつじ祭り」は、快適なアクセスで観光客に喜ばれそうだ。

 先日、同町払川ダム建設促進協議会総会で、県が説明した。ダム建設に伴う県道の改良区間は延長約二・八キロ。このうち六百四十メートルは、既に〇五年三月から利用が開始されている。県気仙沼土木事務所は「冬期間の舗装工事の進み具合にもよる」とした上で「来年度初めには利用できる見通し。つつじ祭りには間に合いそうだ」と話す。

 延長区間は約一・六キロ。利用可能区間は約二・二キロまで延び、改良区間の約80パーセントが完成することになる。道幅が狭く、車両のすれ違いが困難な個所があるなどアクセス面の弱点があった田束山の観光振興に弾みがつくと期待される。

 ダム本体工事は〇八年度の発注が予定され、一二年度の完成を目指す。重力式コンクリートダムで、洪水調節、利水、流量維持などを目的に建設される。本年度は、本体工事発注に向けた積算を開始するほか、猛きん類、植物などの環境調査などを継続する。設計の精査により、堤体の必要コンクリート量を減らし、コスト減が図られたことの報告もあった。
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