| ■気仙沼の歴史、文化を取材 |
2007.06.08 |
東北学院大生が実習で来市
港町の生活、認識新た/
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東北学院大教養学部地域構想学科の二年生十八人が、地域の文化やなりわいを調べる聞き取り実習のため七日、気仙沼市を訪れた。港や山間部の事業所などを訪ね、それぞれの土地で受け継がれている伝統などについて取材した。日帰りの慌ただしいスケジュールだったが、学生たちは「生活者から直接、話を聞くのはとても勉強になった」と話していた。
学生たちは同学科長の佐久間政広教授らとともに訪れ、昼すぎから夕方まで調査。東北学院同窓会気仙沼支部から斎藤欣也支部長、庄司幸男事務局長が世話役として出迎えた。
テーマは自分たちで選んだ「大漁旗」「商店街の営み」「鹿(しし)踊りから見える八瀬の生活」の三つ。六人ずつに分かれて行動した。
このうち商店街の営みを調べる班は、斎藤支部長の案内で魚町の佐繁魚問屋を訪問。明治十年代創業の老舗で四代目社長の佐藤秀一さんから聞き取りをした。
マグロ船などの船主と船員の連絡調整をはじめ、かつてはちくわ製造もするなど港町発展をさまざまな側面から支えた魚問屋の仕事と歴史について、詳しく説明を受けた。
学生たちはメモを取りながら、昔の地図や写真を複写したり「港町が昔、景気が良かった一番の理由は何ですか」と質問したりしながら熱心に学んでいた。
半日の実習を終えた学生たちは気仙沼の暮らしの一端に触れ、認識を新たにした様子。白石一博さん(二〇)は「気仙沼の経済が昔から漁業を中心に支えられてきたことがあらためて分かった。船頭さんや仕込み業の方々にも話を聞き、一通り終えたら気仙沼で発表してみたい」と感想を話した。
地域構想学科は福祉、環境、社会の三分野に分かれて学習を進めており、今回は社会の実習で来訪した。当初、今月初めに二泊三日の予定だったが、学内にはしかが流行したのを受け、念のため日程を変更した。同窓会の斎藤支部長は「学生さんのために精いっぱいお手伝いしたい」と話している。
【気仙沼を支えてきた魚問屋のひとつ「佐繁」で佐藤社長(右)から話を聞く学生たち】 |
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